ペアくだまき~明方&朔夜編~

こちらはクリアしたらずっとやりたいなーと思っていた各ペアへの語り記事です。
まじで本編そのものとは関係ないので、興味ない方は適当に読み飛ばしてください。

正直全ペアやるかどうかはわからないんですけど(その時の気分と熱意次第…)やりたいうちに何ペアかやっておこうということで筆をとるに至りました。
順番通りにやっていく、というのもあんまりモチベが保たないような気がするので、喋りたいペアから無作為に選んでやっていこうかなと思っています。

一応、くだまきのカテゴリを作成し、右のメニューにも置いといたので、他くだまき記事へはそちらから飛べるように致しました。仲一族の語りにお付き合い下さる方はそちらからどうぞ。
もしかしたらペアじゃなくてなんかもっと観念的で広義な話もするかもしんないし。いやわかんないけど…

というわけで第1回目はなんとなく今喋りたかった「明方&朔夜」になります。

 

 

基本情報

 

明方
職業拳法家
時期1026年9月〜1028年6月
享年1歳9ヶ月
東雲×琴ノ宮織姫
素質点14938
愛用武器バサラの拳
来訪コメント利発そう
得意逆立ち歩き
遺言「通夜、葬儀、一切無用。弔問、供物は固辞すること。さらば」
剽軽で明るい少年に見えるが、あまり他人を自分の心の奥底に踏み入れさせるのを良しとしない。相方である朔夜には、自分より素質が高く才能があること、そして何より女性であることを嫌って、反発心を強く抱いている。
父である東雲の「女を守ってやれ」という言葉を強烈に意識しており、女だの男だのではなく、朔夜に負けたくないという感情から破竹の勢いで髪を切り続けた。
先祖の奥義である金剛変を駆使し、生涯6本の髪切りを達成。優秀な土素質を白鏡でコピーさせることで後続の一族たちを間接的に守り続けた。
仲太師として氏神推挙を受けるが断る。
朔夜
職業槍使い
時期1026年8月〜1028年7月
享年-
小夜×嘗祭り露彦
素質点22094
愛用武器氷刃ノ鉾、剛槍山嵐
来訪コメント将来の夢は当主になることだそうです
悪癖よそ見
遺言「ごめん、ごめん…ごめんなさい」
常に冷静で寡黙な美女。生誕当時、素質引きの低迷していた仲家において素晴らしい素質を持ってやってきた才女。しかし内面は優しく人思いで、特に相方である明方のことは常に心配している。
だが才女である彼女の存在そのものが明方にとってはプライドを刺激する主因となっていることもあり、関係はあまり良好ではない。
ワンマン当主を目指した明方と明方の力になりたかった朔夜とで大きなすれ違いを生んでしまい、分かり合える事無くお互い鬼籍に入ってしまう。
明方への強い悔恨を残しつつ、運命糸仲として氏神昇天した。
朔夜無敵陣、朔夜万歳殺を創作。

こんな感じです。一族一覧に載せてるやつそのまま流用しました。ワードプレス便利~
最終ステータスも家系図の方に載せてあります。興味がありましたらご覧ください

今見ると明方の「得意:逆立ち歩き」何?って感じですね。多分幼い頃はやんちゃで、寡黙気味な朔夜を笑わせようと苦心するとかそういう一面もあったのだと思う。ほほえましいじゃん
そういえば朔夜のことも最初は良夜に印象がちょっと似てたんでそういうタイプなんじゃないかって危惧してましたね。懐かしいな

 

 

明方のこと許せなくない?

 

いきなり本題に入りますが語りたかったのはひとえにこれです。

お前…お前何してくれとんじゃい!女の子泣かせるなよ!!オーーーーーイ!!!!!!!!!!!!

まあこれ読んでくださってる方は多分知ってると思うんですけど、明方は朔夜より素質点が低く、火力も全くないにも関わらず髪戦の主力だったんですよね。
うさぎと昼間という次世代がまだ育ち切ってない段階での髪討伐において明方の優秀な体土・技土という防御ソースはおおいに役立っていたということです。曙もそうなんですが、体水という致命的な弱点は別に鏡には反映されないのでね。
体火の低い明方を鏡するということはそれだけうさぎの火力も落ちてしまうということなんですが、それ以上に防御力の補完という強みはその弱点を補って余りあるものでありました。
当時のメンバーは技力も豊富で(明方・朔夜・うさぎ・昼間、全員技力がわりと高めでした)、技の覚えもよく、長期戦に持ち込んでもあまり問題なかったのも良かった

そんなわけで明方と朔夜は通算6回の髪切りに参加しております。眉曙春日の3人が行った三ツ髪戦はもうなんかエクストラステージみたいなもんだったので、実質明方と朔夜はもう髪切りのプロフェッショナルと言っても差し支えないわけです 知らんけど
殊更、明方はなんかおいしいところを持っていきやすいのか、東雲&小夜時代の髪討伐でもトドメを担ったりしています。拳法家の連撃はつよい
ちなみに髪の討伐隊長は眉(1本)、東雲(2本)、明方(4本)となるわけでして、やはりここからも明方&朔夜の髪切り事業への多大なる貢献が伺えます

にも拘わらず明方はクソという主張を激しくしたい私の心理、お分かりいただきたい
(一応表明しておきますと私は明方のことはもちろん大好きです)

なんていうかあれなんですよね
もし現代人だったら明方は絶対育児に参加しないタイプなんですよね…そういうところがクソだと思うんですけど…何?罵倒するためにこの記事を書いたの?そういうわけではないんですが…
自分が男であり家長だっていう意識が明方は強すぎるんですよね 東雲もそれはまああったんですけど、東雲の場合はそれが善良な方向だったというか、小夜のことをきちんと対等に見ており、守るべき存在ではあるけれども一緒に強くなるべき存在としてもちゃんと認識していたわけです
対して明方は朔夜へのコンプレックス拗らせて 絶対こいつには負けたくない+本当なら俺が守らなければならない→でも守らせてくれないしその必要もない→思い通りにさせてくれないこいつがムカつく という方向に段々転化していくわけです 嫉妬です
男だから女を云々っていうふうに教育した東雲もたぶん良くなかったんだと思うんですけど、明方はそうして朔夜への若干こじれた感情を抱えつつ髪切り事業に勤しみ続けました
老年期はもうそれさえも通り越して「家長という歯車を務めきる」に終始していた感じもありますが…

なんていうかこう書くとあれだね プライドが高くて不器用なんだね
朔夜に認められたかったのかもしれないね

これは余談なんですけど、男が女を~すべきっていうのは結構意識的にやってました。今どき流行んないんじゃないですかそういうの。けど俺屍って昔のゲームだし舞台も平安だから(イマジナリー平安ですけど)、多少やっちゃってもいいんじゃないかなって。一族コンセプトも男女ってやつだしね
そこにちょうど東雲&小夜ってのが来てくれたもんだからあの世代はちょっと誇張したように思いますが、そしたら明方が爆発するなんて思わなかったよ…あたしゃ…

朔夜は無論そんなの全然気にしてないわけで、むしろ朔夜はおそらく、うさぎとものすごく似た思考回路をしている人なんですね あんまり喋んないからわかんないけど つまり仲良くさえできれば結構どうでもいいんです
戦でどれだけ功績を挙げ、結果を出すかを重視している明方と、一緒にやりきったという過程や関係性を重視する朔夜ではすれ違いも仕方なかったのかもしれません
まあただ上記に述べたように明方も最初からそんな感じだったわけではないと思うんですけどね。最初朔夜にセクハラしてたしな。多分指輪貰った時からこうなったんだと思います

まあそんなわけで明方は朔夜を泣かせる許せない男なんですけど、こうやって書いてきたわりには心火全然高くないんですよね。実は朔夜の方が心火高いです
明方の心火の低さは「承認の結果を出す場を戦いに求めてしまっているから好戦的になっているだけで、本質的には戦いは好きではない」っていう解釈をしてたんですよね

 

 

朔夜の心火、高かった

 

じゃあ朔夜の心火はどうなの?って話なんですけど、その前に朔夜の心の値を改めて見てみますと、

心火645 心水763 心風724 心土696

こんな感じでございます。心火が高いっていうより、全体的にバランスが結構とれています。明方はもっとガタガタでした
なのでどちらかというと気性が荒いのではなくて「心が安定してて、あまり取り乱したり調子を崩すことがない」っていう解釈をしていたかな。

朔夜が最後ああいう感じになってしまったのはもう本当に心の底から朔夜じゃなくて明方のせいというわけです(明方の悪口を言う会?)
朔夜はおそらくものすごく強い外的要因を受け続けなければあんな遺言は言わないはずの人で(ゲーム的なあれは置いといてね)、もっと淡々と生きて、淡々と死んだんじゃないかな。ただそこに感情が乗ってないわけでも勿論なくて、凪ぐことのない心で普通に笑い合い、掻き乱されることもなくフラットに戦うことができて、死をちゃんと受け入れる そんな感じだったんだと思うんですよね

ただやっぱり明方という存在は朔夜にとっては大きかった。まあ当然ですね 生まれた時からずっと一緒にいる相手ですし、明方自身の我も強いから受ける影響も大きかったでしょうし、何より…曙かな…


これ

これ描いてる当時は朔夜への影響だのなんてマジで1mmも考えてなくて単なる曙の掘り下げの意味しかなく、なんかいい感じに回収するような展開になったら素敵だなくらいにしか思ってなかったんですけど、今にしてみるとまあ~これ結構呪いですよね。
ただ曙がこれ言ってくれてなかったら朔夜がもうちょっと良夜だった可能性があり(良夜だった可能性って何?)、そうすると明方と朔夜がさらにこじれ、そこから影響を受けていたうさぎと昼間もワンチャンこじれてた可能性があり、そうなると日差とゆうべにもワンチャン響くので、仲一族のオチが変わってた可能性さえあるんですけど…
曙ってすごーいという余談でした

1ヶ月訓練つけてくれて、ずっと朔夜が知らない誰かの影を思っていた曙の背中の影響って、朔夜にとってはいかほどのものだったのかは私にはもうわからんですけど、少なくとも曙の言葉を受けて生きていたことは確かなんですよね。
だから朔夜としては明方への歩み寄りと、一緒に戦うということを何より最重視したかったんだけど、明方に言わせれば朔夜となんか一緒に戦いたくなかった
こう書くと聞こえ悪いけど、要は朔夜にわざわざ出陣させなくても十分なくらい強くなりたかったんだよね。
多分彼はけっこう見えない所で鍛錬してたタイプだと思います 努力を見せたがらない努力型というか
ただ、対する朔夜は鍛錬もそこまでしてたイメージなくて……骨の髄まで天才型なんですよね。明方って朔夜と違って奥義創作できなかったし…そういうことなんだろうな…

 

 

うっかり昇天

 

プレイヤーの気が狂って昇天コマンドを押されてしまったがゆえに氏神になってしまった朔夜なんですけれども、本人の意思的にはどうだったのか、っていうのを特に補完してなかったなって思って。
「ごめんなさい」なんて言うくらいですから、朔夜本人が「明方のところに行く資格なんかない」って思ってたのかもしれないな。
もしくは明方が死んでからは呆然自失だったのかもしれない どうするかっていう意思確認に対しても生返事しかできなかったとかかな? ただ、その場合たぶんうさぎと昼間は不憫に思って朔夜を氏神になんかしなかったと思うので、やっぱり朔夜が望んだのだろうね

あまり頻繁に他一族の話持ち出すのはアレかと思うんですが、朔夜って某脇が飛沫いてる一族の髪切り当主と同顔グラ・同職業・同氏神名なんですけども、持ってる雰囲気がここまで違うのもまた俺屍だなー…と思いました
朔夜の名乗る「運命糸」、悲痛なんだよねすごく 6本の髪切りを運命の糸と比喩しているのかもしれないけど、単純に明方には永久に届くことのなかった運命の糸、っていう揶揄ともとれるので…

そういえばちょっと話それるんですけど、日差とゆうべって朔夜の訓練を受けているんですよね。二人は朔夜とも明方とも面識があります
当時の氏神昇天の様子をどう思っていたのだろうか。こんな経緯ですから、あまり氏神昇天に対していい感情は抱かなかったように感じます。ただまあそれは幼少期の一体験の一つでしかないので、日差とゆうべが人生の最終点で出す結論はまた違ったものかもしれませんが…

 

 

仲良くできなかったのか

 

結論から言うと「多分東雲じゃなかったらよかった」のかなって思っています。東雲本人は本当になにも悪くないんだけどね。そういう「善意のすれ違い」が仲家は多いような気がする…プレイヤーの趣味なのかもしれん。知らん
もし朔夜に指輪渡してたらどうだったんだろうともちょっと思ったんですけど、その場合明方は余計に腐るだけだろうし…
多分前にいたのが眉と曙とかだったらわりと明るい世代だったと思うんですよね。朔夜の「ごめんなさい」て遺言も「ここで死んでしまい、役に立てなくなるのが申し訳ない」ていうごく普通の受け取り方をしてたと思う

上にも書いたけど明方って別に本当に朔夜のことが嫌いなわけではなくてちょっと考え方がひねくれてるだけなので、きっと朔夜の前で変顔してみせて、笑顔を引き出したり…なんていう場面も昔はあったのだと思うんですよね。で、朔夜にとってはそういう時間が何より大切だった
明方としてももちろんそういう時間は楽しいものとして頭に焼き付いていて、きっとそんな思い出を振り返っては昔を懐古することもあったと思うんです
でもこれが自分の決めた道だから、って明方は振り返らなかったと思うんですよね。
そういうところや結末も含めて、スタッフロールの時も書いたけど、明方ものすごく火点に似てますよね…
違う所を挙げるとすれば火点は未明の事をものすごく強く想ってたと思うんですが、明方はそれさえも切り捨てた感じがあったところかな。火点は心水高かったけど、明方はめちゃくちゃ低いので…
もし未明が先に逝去してたら火点はめちゃくちゃ泣いただろうけど、明方は朔夜の死に対して1滴も涙を流さなかったと思う 根本的にポガティブでドライなんだな 非常に人間らしいと思います

 

 

終わりに

 

ユニットとしては本当に二人とも強くて、それまでなかなか素質引きの観点からゲームを進められずにいた仲家のバトンを受け取ってバッサバッサと前に進んでくれる、非常に頼もしい存在でした
二人がとても長生きだったために白骨城開城に間に合い、あのタイミングで髪討伐が完遂できたからこそゆうべと日差は生き残り、現在の仲家があるので、当人たちの当時の感情はどうあれ二人は今後も素晴らしい一族として仲家で語り継がれ、運命糸も奉られていくことになるのだと思います。
以前も書きましたがそれまでの素質引きを払拭するような性能で当家にやってきてくれた明方と朔夜は本当に私にとっての(ゲームプレイ的な側面では)救いであり神でした。ありがとう…

きっと朔夜は運命糸として過ごす中で明方の声や顔も忘れてしまうのだと思いますが、明方、という名前の男にずっと謝らなければならないような、でももう叶わないという諦念、そういう気持ちを抱え続けて永遠を過ごしていくのだろうな。えっキツ やっぱ明方のこと許せねえよ(結びの言葉がそれでいいのか)

 

追記:
すごい良いメッセージを貰ったので紹介します(掲載許可頂いてます)

こんなに朔夜と明方の人間性を理解して自己解釈してくださってるお方がいらっしゃるという事実にめちゃくちゃ感動して…。本当にありがとうございました…私なんかの発信物からこんなに読み解いていただけて「人間であること」を感じてくれるの、すごい光栄でしょ…
そして私より朔夜に対する理解が深いと思ったので掲載させて頂きます
皆もこれを読んで明方と朔夜を感じてくれ